港町に立ち寄ったリナは、商船の船長:ビルゴ=フォトフから、魔海に沈んだ難破船からおたからを引き揚げる手伝いを依頼される。乗組員のタニアと共に海に潜って難破船を探す間に、リナは巨大な「何か」の気配を度々感じる。難破船を見つけた途端に襲って来た海賊をあっさりとっ捕まえて人手を増やしたその矢先、巨大な「何か」が船に向かって来た。
幽霊退治を引き受けたリナとナーガは、ゴーストのふりをしていた少女:イアラに誘われて、屋敷を騙し取ったフレビッツに嫌がらせをするために一緒にゴーストごっこをすることに。きもだめしに来る人間を驚かせるのが面白くてついついハマってしまい、ゴーストごっこを続ける3人だったが、フレビッツが雇ったプロの幽霊退治屋が屋敷にやってくる。
山奥にぽつんと佇む、やたらファンシーなお店。好奇心に負けて足を踏み入れたリナを出迎えたのはメイド姿のナーガ。そこはモンスター向けの装備専門店で、店のオーナーであるドワーフ:ガントは、共犯者にして口封じをするために、リナにも店を手伝ってもらうと言う。ライバル店の嫌がらせに腹を立てたリナとナーガは地面の穴へ飛び込むが、無数のミミズが雪崩のように押し寄せて来る。
港で船長やタニアたちと再会したリナは、積み荷を目的地まで運ぶ間の護衛を頼まれる。なんでも、船長の別れた奥さんがおたからの噂を聞きつけて、分け前をよこせと脅迫状を送ってきたらしい。シャチを自在に操れるという奥さんに怯えまくる船長。そして、夜の海を進む船の周りに、不審な波が現れた。
リナは、雪の中の小さな宿に立ち寄る。その宿のおかみさんとその息子は何かを隠しているらしい。面倒なのでそのことには触れないようにしようと決めたリナだったが、その宿を訪れたメズウッドは近くの魔道士協会で博物学をやっており、この村に現れるという未知の怪物「ラバズ」の調査に来たのだという。メズウッドの協力依頼を断ったリナは、おかみさんと村長に「ラバズ」を守って欲しいと頼まれる。
ラルティーグの前首都:ダブオン・シティで風邪をひいたリナは、見学も兼ねて、この街にある世界最大の総合病院を訪れる。しかし、その病院ではサイクロプスや箱など、妙なものの目撃が相次いでおり、リナはドクターたちに事件の調査を依頼される。リナが依頼を引き受けて入院した途端に、立て続けに事件が起きることから考えると、人為的な事件のようだが…?
「真なる騎士団」を名乗るごろつきの嫌がらせに巻き込まれてナマコまみれになったリナは、ライトナイツへの復讐を誓う。近隣の店から報酬の約束を取り付けたリナはメンバー探しを開始するが、事件を担当している正規騎士団のバンキスは手出し無用だと言い、逆にリナの邪魔をする。どうやら、バンキスは不始末を起こした息子:ジルバを自分の手で取り締まりたいらしい。
特産キノコを目当てにスンパの村を訪れたリナは、山の動物を見境無しに殺し回っている化け物の退治を依頼される。リナの調査の結果、動物を殺していたのは山で修行をしていた騎士のバンキスとジルバだったと判明する。彼らを「説得」するため、村長は地下室に封印していた異形の3人:スンパ虚界三魔衆を解き放つ。
「失われた聖者」
ワインの名産地と言われるモンローズの町を訪れたリナとナーガ。町に行く途中で出会った流れのワイン職人:レオヴィルのおごりで食堂に入るが、そこで出されたワインは混ぜ物をした粗悪品だった。怒りに燃える3人は、一帯を仕切る卸売業者:シモン=サンテミリオンの元へと向かう。
「赤竜の剣」を安値で譲るという、いかにも怪しい手紙を真に受けてトルク・シティを目指しているというアーメス。ちょうど行き先が同じだったこともあり、リナは金持ちで騙されやすいアーメスに協力することにする。しかし、トルク・シティに向かう二人の前に、仮面をかぶった二人組と、自称平凡な町娘のナーガが立ちふさがる。
魔道士協会副評議長のティファールと再会したリナは、彼女から頼み事をされる。どうやら、トゲトゲショルダーガードの高笑い女を見かけたティファールは彼女に本当の個性を見出し、そんなティファールの様子を見たマイケルは、究極の個性を手に入れるために、キメラの研究をしている魔導士の元へ向かったらしい。リナはティファールの依頼を受け、マイケルの捜索を開始する。
街道で倒れていた女性。どうやらキオクソーシツらしく、リナは近くの町まで同行することになる。しかし、町へ向かう途中で何故か襲いくる男たち。記憶が無いため男たちの狙いも分からず、リナは成り行きでその女性の護衛を引き受けることになる。
美味しい子牛の窯蒸し焼きを求め、町へ立ち寄ったリナ。しかし、その町の検問通過時に腕に押されたハンコは、殺し屋「スリープアイ」の殺人予告マークだった。マークを付けられた警備隊長が、殺し屋の目を眩ませるために他人に同じマークを付けまくっているらしい。マークのせいで「スリープアイ」に狙われたリナは、依頼料を吹っかけつつ捜査に協力することになる。
魔道士協会副評議長からの依頼は、自分探しの旅に出てしまった息子を連れ戻して欲しい、というものだった。たまたま出会った場合に連れ戻してくれれば良いということで少額のお礼を受け取ったリナだったが、あっさりその息子に遭遇してしまう。その息子:アントニーは、自分の隠し場所が記されているという意味不明な古地図を元に自分探しをしていたが、何故かその自分探しを妨害しようと謎の集団が襲い来る。
殺人予告マークの一件で知り合った警備隊員から、領主に届ける書状を持ったまま行方不明になった警備隊長のフェタールを探して欲しいと頼まれたリナ。家族連れでのんびりくつろいでいたフェタール隊長を見つけたリナは、湧き上がる殺意に導かれて隊長を領主のところまで連行する仕事を引き受ける。